「書くのが好き。でも所詮は趣味の延長…。未経験からどうやってWebライターを目指せばいの?」「単価がとても低いのは初心者だから?より高単価の案件がとれるライターになる方法が知りたい」
こんな悩みにお応えします。
本記事の内容
・より高単価の仕事をとるために、何をすべきか
私はWebライターになって7年ほど。ディレクターとしてWebライターさんの原稿をチェック&フィードバックする業務も行ってきました。最近、週に15-20本ほど、さまざまなWebライターさんの原稿チェックをしていて思うのは、「Webライター業界は未経験からでもキャリアアップしやすい」ということです。
他方で、職歴もあり、文章は書き慣れているのに、なかなか高収入につながっていないWebライターさんも見受けられます。本記事では、Webライターを外注する側の目線から、よりクオリティの高いWebライターを目指す方法をアドバイスしたいと思います。
未経験からでも高収入Webライターになれる!【体験(失敗)談あり】
実は、Webライターになるのは簡単です。悩むよりまずは行動!試しに、クラウドソーシング系のサイトを見てみてください。未経験OKのライティング案件は意外と転がっています。
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月に数十万以上稼いでいるWebライターでも、登録している方が多いと思います。
ただし、未経験OKの案件は「1文字0.2円〜1円」くらいからが相場です。「時給換算したら割が合わない!」と思うかもしれませんが、好きなことを仕事にするための下積みだと思って、覚悟を決めることが大事。
ちなみに、ライティング案件は、ジャンルや条件にもよりますが、1文字5円以上のものもあります。1万円分働くのと同じ労力で、25万円を稼げるWebライターがいることになりますね。コツコツと努力すれば、ライター業だけで月100万越えも夢ではなくなります。私も以前、医療系の広告記事を中心に書いていましたが、1本3000〜4000文字前後で2万円くらいもらっていました。
Webライターに必要なのは、文章のスキルだけではない
ここまで読んで、「たしかに、Webライターって、敷居は低いけど、すぐに稼げる仕事じゃなさそう…」「高単価の案件をとるために、まずは文章力を磨かなきゃ!」とか考えていませんか?それは勘違いです。
気持ちは分かりますよ。私もかつて、より好条件で仕事をとろうとして、文章のノウハウ本を読みあさったり、日本語検定の資格を取得してみたり、いろいろ頑張りました。でも、それを武器に未経験OKの案件に応募したところで、優遇されたことはありません。
当時の残念な私は、Webライターに最も必要なのは、文章のスキルだと思っていたのですね。でも、実はSEOの知識やWordPressの基礎知識の方がかなり大事です。どんなに長けた文章でも、情報がコンパクトまとまっていても、検索されなければ、読んでもらえないので。
ただ、初めはこれらの知識ゼロでもOK。多くの場合、未経験者には担当者がていねいにフィードバックしてくれます。なので、臆さず飛び込み、SEOライティングのスキルをしっかりと身につけましょう。本でも知識は得られますが、実際に応用できなければ意味がありません。案件をどんどんとっていったほうが確実に早く成長できますよ。
未経験から仕事を受注するまでの流れ
ライティング案件は多くの場合、受注前にトライアルテストがありますが、心配しなくて大丈夫です。未経験者対象の場合、SEOの知識やWordPressの基礎知識まで求めていませんので、今の実力に自信をもってトライしましょう。あ、応募する際の意気込みアピールも忘れないでくださいね。
採用が決まったら、1案件ごとに成長するつもりで、担当者さんからのフィードバック内容を吸収することに集中しましょう。おそらく、はじめてから3ヶ月〜1年くらいまでが試練です。一番離脱率の高い時期ですね。割に合わないうえ、時にはキツイコメントを受けることもあるでしょうし。
他方で、発注する側からすると、この時期を謙虚に乗り切った方とはその後も長くお付き合いしていることが多いですね。Webライター業界は、SEOの検索システムやトレンドなどが定期的に変化していくので、ベテランライターでもトライアンドエラーを辞さない姿勢がとても重要です。
高収入ライターを目指すには、2つのスキルが必須!
何案件かこなして、少し余裕が出てきたら、次のステップの準備をしましょう。高収入ライターを目指すためには、先ほどお伝えしたSEOの知識、WordPressの基礎知識を身につけるこがとても重要です。それだけで、単価アップの交渉もスムーズにいくと思いますよ。その辺りをもう少し深掘りしてみましょう。
SEOって?
SEOとは「検索エンジン最適化」のこと。例えば、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示されるようにすることです。そうすると、より多くの人に読んでもらえるため、マーケティング上、優位に立てます。企業が募集しているライター案件は、商品やサービスの広告が多いので、このSEO対策は必須です。全く知識がない場合は、読みやすそうなものを3冊くらいは読んでみるとよいですね。
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・これからのWordPress SEO 内部対策本格講座 単行本 瀧内 賢著
WordPressって?
WordPressは、無料でブログやHPなどが作成できるソフトウェアです。プログラミングの知識がなくても作成しやすく、多くの企業HPなどで採用されています。ただ、文字や見出しの装飾、リンクの貼り方などから入稿までできるライターはホントに少ないのが現状です。地味に時間がかかる作業なので、ライティング案件に応募する際に、「WordPressのアップロードまでできます!」とアピールするだけでも優遇されることがあります。
SEOやWordPressのスキルを身につけるには?
自分のブログを立ち上げる!これが一番手っ取り早い方法です。ノウハウ本もたくさん出ていますが、応用できなければ意味がありません。初期設定のやり方などはネット上にわかりやすい記事が転がっているので、参考にしましょう。
【PR】参考記事:マナブログ
※少し古い記事ですが、とても読みやすいです。
ブログはあなたのライタースキルを証明するものです。うまく使えば仕事にもつながります。なので、テキトーな記事を書くのはNGですよ!試しに、受注する側に立ってみてください。応募書類に、「文章を書くのが得意です」と書いてくるライターさんと、「文章得意です。ブログもやっています。〇〇(サイトURL)ご参照ください」と書いてくるライターさんを並べた場合、どうでしょう?後者の方が、ライティング力、SEO対策力、WordPressの使いこないし方など、全体のスキルを判断しやすいですよね。
まとめ
Webライターは未経験からでも気軽に始められますし、要領よくスキルアップすれば、高収入を稼げる仕事です。
未経験のうちは少々、忍耐が必要ですが、コツコツと案件をこなして、ブログでも応用しながら、着実に高収入案件を狙えるようにしましょう!具体的に目標を立てるのがおすすめですね。1年で月収20万くらいを目指すくらいだと、無理なくモチベーションを維持できるかと思います。